各種保険治療、保険外治療を取り扱っております。
診療内容
う蝕(虫歯)の治療法は進行具合で大きく変わります。小さいうちは削って詰める治療(コンポジットレジン充填)で済みますが、う蝕が大きくなってくると、大きな銀歯(インレーやクラウン)の治療が必要となります。
また、う蝕が神経に達している場合は神経を取る治療(抜髄)が必要となります。大きなう蝕を放置し続けると、最終的には神経の中が細菌に侵されたり、場合によっては抜歯が必要となりますので、早めの治療が重要です。
歯周炎(歯周病、歯槽膿漏)は糖尿病や高血圧などといったものと同様生活習慣病のひとつです。歯周炎を進行させやすい要因としては不適切な歯磨き、かみ合わせが良くない、銀歯などのかぶせものが合わなくなっている、口呼吸で口の中が乾燥しやすいなどといったものがあります。また歯周炎は無症状で進行することも多く、かなり進行してから初めて気づくことも多い病気です。定期的にお口の検診を受けて、歯石取り(スケーリングやSRP)やブラッシング指導を受けましょう。
ブリッジ治療
1本(場所によっては2本)歯が欠損した場合には両隣の歯を削ってかぶせるブリッジ治療が適応となります。違和感は少ないですが、両隣の歯を大きく削ってしまうデメリットもあります。また保険の関係上、奥歯は銀歯になります。
義歯による治療
歯を多く失ってしまった場合は保険治療においては義歯で歯を補う治療が必要となります。歯が残っている場合は金属のバネを掛けることになりますが、支えとなる歯が傷みやすいのはデメリットになります。また、最初は違和感も強く慣れが必要です。
いずれにしても歯を失ってそのままにしておくと、歯並び全体に支障が出たり、残ってる歯に過剰な力がかかったりしますので早めの治療が必要です。
その他の治療
顎関節症の治療
顎の関節に異常をきたす病気のひとつに 顎関節症という病気があります。これは上顎と下顎の骨の間にある関節円板の動きだったり、周囲の顎の筋肉に異常が出る病気です。顎を開け閉めする時にカクカクと音がしたり、痛みが出たり、ひどい場合は口が開かなくなります。
スプリントと呼ばれる装置を使ったり、開口訓練をしたりして治療します。
親知らずの抜歯
親知らずは正常に生えてこない場合も多く、歯ブラシも届きにくいため、とても炎症を起こしやすい歯です。放置しておくと手前の歯に虫歯を作りやすかったり、歯周病を引き起こしたりしやすいので抜歯されたほうが良いことが多いです。
舌・粘膜疾患の治療
歯や顎の病気の他に、口の中にできる病気のひとつに粘膜疾患があります。口内炎といった頻繁にできる病気から中には腫瘍などが口にできることもあります。気になる症状がありましたら早めにご相談ください。
保険外の治療
保険外のかぶせもの
保険の治療は安価ですが、奥歯が銀歯で限定されていたり、保険のCAD/CAM冠などは長年の使用で、すり減りや変色を起こしたりします。当院では物性や審美性に優れるオールセラミック、メタルボンド冠、ジルコニア冠などを取り扱っております。
義歯の治療では熱伝導性や装着感に優れる金属を用いた金属床義歯や歯にかけるバネを極力排除した目立ちにくく軽いノンクラスプデンチャーなどを取り扱っております。
インプラント治療
義歯やブリッジは他の歯にバネをかけたり、削ったりしますので少なからず残っている他の歯に負担を与えてしまいます。 インプラントとは歯がない場所の骨に人工の歯根を植え込んでかぶせものを作っていく治療法ですので、他の歯を削ったりする必要がありません。
違和感も少なく、審美性にも優れます。インプラント治療に際しては歯科用CT撮影を行い、十分に診断をした上で治療をしていきます。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
ホワイトニング
ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で自身で行うホームホワイトニングがあります。当院ではホームホワイトニングを取り扱っております。ホワイトニングを行う際は写真撮影などを行い、効果を実感していただけると思います。